2014.07.10
在校生・卒業生の保護者様からのメッセージ/part.1
2012年度卒業生
「古川あおい」さんの保護者様より(埼玉県入間市)
娘は小学校の頃、大好きな新体操を頑張っていて、学校も大好きでした。
そして中学に入り、お友達も沢山出来、テニス部でも頑張っていましたが中2の体育祭にいきなり「学校へ行かない」と言いました。
お兄ちゃんやお友達が学校を休んで家に来てしまっていたのもあり、娘も一緒に学校をサボったり遊んだり、髪の毛もファッションも好きかってにやる事を選び、ダラダラと毎日を過ごす日々がただ過ぎて行きました。
うちは母子家庭で、おじいちゃんおばあちゃんもいましたが、母親の私が仕事仕事で、もともと甘えん坊だった娘にとって、かなり淋しい思いをさせていたと思います。
義務教育の中学校を、不登校になっている娘に、なんとか学校に行ってもらおうと頭を悩ませましたが、娘に話をしてもなかなか言うことを聞かない、先生に相談しても「身なりを完璧になおして来ないと学校に入れるわけにはいかない」との事で、なかなか解決できず、娘の将来への不安、親としての不甲斐なさを感じるばかりでした。
でも娘と会話をしていると、ほんとは学校に行きたい、友達とも会いたい、勉強もしたいとゆう気持ちが沢山あるのをきずいていました。なのに身なりがどうしてもなおせない。学校に行けない理由はただその一つでした。
そして進路相談の時期にも娘に尋ねると「高校へ行きたいけど、こんなに学校に行ってないからダメだよね」
不安いっぱいの表情で娘は言いました。
本当は学校に行きたい、勉強もしたいと思う気持ちがあるのなら、身なりの自由な学校がないだろうかと探してみたところ、BLEAを見つけました。
そしてBLEAに中等部もある事を知り、ためしに中等部へ行ってみてから進路も決めたらどうかと娘に提案し、面談に行きました。
不安そうにしながらも、娘なりに先生の暖かい眼差しを感じ、中3の12月から中等部へ入学すると自分で決めました。
中等部へ通いながら高校の様子も少しわかったので、地元の定時制と迷いながらも、先生や家族と相談しながらBLEA女子高等部へ入学を決めました。
といってもまだ不安定な娘が渋谷へ毎日通う事に心配もありましたが、そういった私の不安な面も先生は相談に乗ってくださり、自由すぎる校風への不安についても沢山お話をしてくださいました。
3年間の高校生活の中、学校での楽しい出来事、友達との話、先生達の事が大好きな事、キラキラした瞳で話してくれ、学校を辞めたいだなんて1度も言ったことはありませんでした。
自由な校風だからこそ、自分で判断し、守らなければいけない事を娘は学んでいきました。
そして三年生の夏ごろ、
「ママ、BLEA卒業したら留学なんてしちゃダメだよね?」
と、私に言ってきました。
その時は、驚きと心配な気持ちもありましたが英語を身につけたいとゆう、初めて夢を持った娘を精一杯応援しようと決めました。
卒業後、すぐにワーキングホリデーでオーストラリアへ行き、ホームステイをしながら語学学校へ通いました。
1年の予定でしたが、もう1年頑張りたいとの事で、今現在、働きながらシェアハウスで暮らしています。
初めて家族からも離れ、オーストラリアで今まで接する事のなかったような友達もたくさん出逢い、とってもいい刺激をうけて充実した生活をしています。
きっと沢山の事を吸収して帰って来るだろうと思っています。
娘と私にとって、中等部の頃から相談にのっていただきサポートしてくださった先生方には感謝してもしきれません。
先生方がいてくれたおかげで、不安なんてなにもありませんでした!
BLEAに出会えた事、沢山の愛情で支えて下さる先生方に出逢えた事、楽しい思い出を分かち合える友達に出逢えた事、全てが娘にとって、そして母親の私とっても一生の大切な宝物です!!
毎日心配し、暮らしていたあの頃には想像もできませんでしたが、今では家族全員笑顔で過ごしています!
娘が幸せを感じ、夢を持ち、瞳を輝かせていることが家族にとってもこの上ない幸せです!!
先生!今まで私達家族をサポートしてくださり、本当にありがとうございました!
そしてこれからも娘はたびたび学校へ顔を出すと思います!
その時はよろしくお願いします!!
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